身近にある不思議な話 〜先人達の知恵〜



飲料よりも心配なもの「お風呂やシャワーが一番危険」

 

日本ではほとんど知られていないことですが、水道水の塩素処理を100年前に発表した米国では、すでに数々の研究報告が発表されています。
「塩素」が人体に及ぼす影響を論じた、3つの文献をご紹介します。

1.研究所内に実際のシャワールームを設置し、水道水中に普通に発見される化学物質を測定した。
その結果、15分の入浴とシャワーの間に、呼吸によって吸収される揮発性汚染物質の量は、1リットルの水道水を飲んだときに摂取される量と同じであった。

【論文名】TOTAL EZPOSURE TO VOLATILE ORGANIC COMPOUNDS IN PTBLE WATER
    (水道水に含まれる揮発性有機化合物への総合的被爆)
【発表者】ジュリアン・アンデルマン 米国ピッツバーグ大学・大学院教授(水化学専攻)

2.シャワーのお湯から“塩素”と“鉄分”を除去する特別なフィルターを購入することを考えなさい。
その湯をシャワーから浴槽に入れることが出来ます。お湯に含まれる汚染物質の20〜91%は、入浴中及びシャワー中に皮膚を通して、または湯気を吸い込むことで体内に吸収されています。シャワーの吹き出す力で、水中のクロロフォルムや他の揮発性物質がガスとなります。

【論文名】「IS THIS YUOR CHILD?」
【発表者】ドリス・J・ラップ女史(MD.、F.A.A、Z.A.A.p.)米国信任アレルギー学術協会
     信任内科医協会々員・ニューヨーク州立大学臨床小児科助教授・医学博士

3.スポーツの後や日常生活において「入浴やシャワーで体をきれいにすることが、健康に繋がる」というのは、“化学物質が含まれていない水”を使用したときのみに言えることで、塩素処理された水が使われているならば、「入浴」は今まで考えられていたよりも健康に悪いと言える。
塩素ガスは熱いお湯に溶けにくく空気中に拡散されるため、残留塩素は結果的に減少する。シャワーや入浴の時に、時々塩素の匂いを感じるのは、塩素ガスとなって浴室に充満するからである。
人間が普通、塩素の匂いを感じ取る濃度は3.5ppmと言われているので、その時点で浴槽内はそれ以上になっていることになる。10分間で致死量となるガスの濃度は600ppmであり、50〜60ppmの濃度に30分〜1時間さらされると重大な病気を起こす原因となる。
こうした点からも、たとえ極めて微量な塩素ガス(普通の入浴及びシャワー)であっても規則的にさらされることは「肺の酸素供給を減少させる」ことになる。
希釈された塩素溶液を体全体に浴びると、一部が皮脂と反応して塩素化合物を生成し、これが皮膚から吸収されてしまう。
また、連続的に塩素処理水に浸かることは、塩素の酸化力によって皮膚の老化を促進することになり、太陽に長くさらされているのと同じである。
さらに言えば、塩素は細胞の劣化を早めることによって、紫外線による皮膚の老化を事実上促進している。

【出 典】「ネイチャー&ヘルス」1989年
     “水道水の塩素処理100年”の報告文で“知られざるシャワーの毒”という段落から引用
【著書名】F・アッシュトン
      ・豪州食品リサーチ研究所 主任研究員
     Dr.ノナルド・S・ローラ
      ・ニューキャッスル大学教授(教育学専攻)
      ・スポーツ医学と健康教育委員会会長

 

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